よくある質問(FAQ)検便検査

よくあるご質問

電話で注文できますか?

大変恐れ入りますが、電話注文ではお受けしておりません。

検査キットはいつ届きますか?

ご注文日の翌営業日発送となります。検便検査はゆうパケット、ノロウイルス検査は宅急便にて検査キットを発送いたします。
検便検査につきましては、発送が完了しますと追跡番号をお知らせするメールを送信しておりますので、郵便局のサイトにて到着日の確認をお願いいたします。

検査キットを購入したのに、メールが届きません

お客様側の迷惑メールブロック機能で環境未来WEBからのメールが遮断されている可能性があります。つきましては、「@140.227.145.250」のドメインがメール受信できるように設定変更をしてください。

まだ結果のメールが届かない

いくつか原因が考えられますが、事例をあげますと、
・メールアドレスのご登録に誤入力の可能性がございます。
  →お問合せより注文者のお名前を表記の上、正しいメールアドレスを送信ください。
・受信メールの容量が上限達している。
  →余裕のある受信容量まで減らしてください。
・ZIPファイルが受信できないネットワーク環境である。
  →報告書のPDFはZIPファイルに格納して送信しております。ZIPファイルの受信できるメールアドレスをご登録ください。

領収書がほしいのですが

ご購入時に注文備考欄へご入力ください。報告書PDFと一緒にメール送信いたします。

結果が出るまでどれくらいかかりますか?(○○日までに必要です。間に合いますか?)

検体受領日から最短2営業日(土日祝日は除く)で結果書のPDFをメールにて送信いたします。ただし陽性または陽性疑いの場合(全体の2%未満)、4〜6営業日かかります。またご入金がお済でない場合、報告書は送信待ちとなります。そのため「○○日までに間に合いますか?」などの納期確約はいたしかねますので、あらかじめご了承下さい。

注文のキャンセルはできますか?

容器・検査キット発送後のキャンセルはできません。ご注文金額やお支払いに生じた各種手数料はお客様ご負担となります。あらかじめご了承いただきますようお願い申し上げます。

報告書に自分の住所は記載されますか?

いえ、記載されません。

もし陽性者が出た場合、製造した食品の安全は何ヶ月までさかのぼって検査する必要がありますか?

食中毒事件でなければ法的規定はありませんが所轄保健所に確認してください。万が一のため、大量調理マニュアルに該当しない規模・職種の食品製造工場でも、毎月の定期的な検査をおすすめいたします。

チフス・パラチフスは含まれますか?

サルモネラ検査にはチフス、パラチフスAが含まれます。一般的な腸内細菌検査の結果書としてご利用いただけます。

 

O157とはどんな菌ですか?

発症・重症化すると急性腎不全や溶血性尿毒症症候群(HUS)を引き起こし、死亡することもある危険な菌です。定期的な検査により、O157を保菌していないことを確認することが食品や介護、保育に携わる方にとって重要です。詳しくはこちらで解説しています。

 

O26とはどんな菌ですか?

O157と同じように危険な菌です。下痢・血便を起こし、重症化すると溶血性尿毒症症候群や脳症を併発します。詳しくはこちらで解説しています。

 

O111とはどんな菌ですか?

O157と同じように危険な菌です。下痢・血便を起こし、重症化すると溶血性尿毒症症候群や脳症を併発します。2011年のユッケなどが原因となった食中毒事件の原因菌の一つです。詳しくはこちらで解説しています。

 

サルモネラ、チフス菌、パラチフス菌とはどんな菌ですか?

食中毒発生件数の中で上位を占める食中毒原因菌です。50%近いニワトリの腸管に存在する身近な菌です。サルモネラではとくに不顕性感染に注意が必要で、サルモネラに感染していても症状が全くないため、排菌しつづけるケースがあります。そのため、定期的な検査により、サルモネラを保菌していないことを確認することが食品や介護、保育に携わる方にとって重要です。詳しくはこちらで解説しています。

 

赤痢とはどんな菌ですか?

発症すると発熱、腹痛、血便、下痢を引き起こす病原菌です。重症化すると、溶血性尿毒症症候群(HUS)、敗血症などを併発し死亡することがあります。詳しくはこちらで解説しています。

 

ノロウイルスとはどんなウイルスですか?

【検査会社が解説】ノロウイルスの解説記事で詳しく解説しています。

3項目でいいでしょうか?

一般的には3項目検査です。検査内容はO157、赤痢、サルモネラです。サルモネラ検査にはチフス、パラチフスAも含まれます。
現場、取引先によって5項目まで求められる場合がありますので、事前に確認してください。
なお、大量調理施設に該当する施設の場合(同一メニューを1回300食以上又は1日750食以上を提供する調理施設 )、「調理従事者等は臨時職員も含め、月に1回以上の検便を 受けること。検便検査には、腸管出血性大腸菌の検査を含めること。 また、必要に応じ10月から3月にはノロウイルスの検査を含めること。」とあるので、5項目検査になります。

なぜ検便が必要ですか?

食中毒菌に感染していても症状が出ない場合があります(健常保菌者、不顕性感染者と呼びます)。健常保菌者が調理を行ったり食材に接触することで集団食中毒が発生することがあります。検便検査はそのような「健康保菌者」を見つけ、食中毒の発生を防止します。

サルモネラが陽性と言われました。対応を教えて下さい。

一般的な対応としては、弊社が発行した結果書を持って医療機関を受診します。抗生剤の処方など治療をしたあと、再検査し、陰性の結果が得られたら調理などに復帰します。

こちらの記事で詳しく解説しています。

検便検査「陽性者」の対応について―O157、サルモネラ、ノロウイルスそれぞれの場合

便を取ってから何日間保存できますか?

腸内細菌検査(3項目検査、5項目検査)は3日程度常温、冷暗所で保管可能です。ノロウイルスの検査の場合はなるべく早く提出されることをおすすめしますがやむを得ないときは冷凍で保管してください。

検査書の有効期限を教えて下さい。

一般的には2〜4週間となります。お客様の報告書の提出先が「○週間以内のもの」と決めている場合もございますので、あらかじめご確認されることをおすすめします。

生理中ですが検査可能ですか?

生理中でも問題なく検査可能です。(大腸ガン検査とは異なり、血液を検出する検査ではありません)

抗生物質を飲んでいますが大丈夫ですか?

抗生物質を服用している場合は注意が必要です。検査結果に影響が出るため、検査を控えて下さい。服用が終わってから数日空けてから検体を採取してください。

検査機関としての資格を確認したいのですが。

ありがとうございます。弊社は登録衛生検査所として長野県の認可の下報告書を発行しています。登録番号は「長野県 第82号」です。発行される報告書は公的に有効で、お取引先、公的機関、官公庁などに提出できますので、ご安心ください。

ノロウイルスは常温で送ってもいいですか?

ノロウイルスの検査検体は検査感度の都合上、冷凍搬送のみとなります。常温、冷蔵で郵送された場合は検査はできませんのでご注意下さい。弊社専用BOX、専用伝票で検体を返送いただきます。

ヘリコバクター・ピロリ感染診断法には迅速ウレアーゼ試験、 鏡検法、培養法、抗体測定、 尿素呼気試験、便中抗原測定があるが、学会や専門家が推奨している検査法はどれですか?

総合的に尿素呼気試験や便中抗原測定が最も信頼度が高いといわれています。ただし、小児や感染直後は偽陰性になりやすいなど、万全な検査方法はありません。(出典:日本消化器病学会HP、「ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎に対する除菌治療に関するQ&A」より)

陽性判定でしたが、胃炎・胃潰瘍などの症状がありません。この場合の除菌治療はどうすればいいですか?

まずは医療機関に相談されることをおすすめします。ピロリ菌に感染している場合、慢性活動性胃炎を起こしていると言われています(日本消化器病学会HPより)。症状がなくても、ピロリ菌陽性であれば慢性胃炎が生じていると考え、除菌治療の適応となります (日本消化器病学会HPより)。 詳しくは、以下のサイトをご参考下さい。
「ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎」に対する除菌治療に関するQ&A(日本消化器病学会)

ピロリ菌は口移しで感染しますか?

ピロリ菌の感染経路はよく分かっていませんが、経口感染が考えられています。具体的には、ピロリ菌に感染しているひとだ液を介してピロリ菌に感染するのではないかと考えられています。免疫力が不十分な幼小児が感染し、成人してからの感染リスクは低いのではないかと言われています。