冬の空気でくっきり見えていた北アルプスも春霞で柔らかい印象に変わり、信州に新しい季節がやってきました。松本でも有名無名の花が新しい予感のように大地に広がっています。
そんな時節よい今日、弊社に新しい仲間が加わりました。環境未来には本年度、新卒採用3名、中途採用2名の方が入社しました。
入社日から社内研修までの数日間の様子を写真を交えてご紹介します。新卒社員のグループワークの様子も後半に登場。
4月2日、入社式。
4月2日、新卒社員の入社式を執り行いました。拍手で弊社社員に迎えられ、緊張した面持ちの新入社員。
佐倉社長の挨拶。以下は挨拶内容の一部抜粋です。
皆さん、入社おめでとうございます。
環境分析の業界は、1960年代にピークを迎えた日本の深刻な公害問題、そして1967年の公害対策基本法の成立を受けて現在に至り、その社会的ニーズをますます増しています。皆さんには、日本の環境の未来を担う人材になるという大きな気持ちをもって、ぜひ頑張っていってほしいと思います。
皆さんはこれからそれぞれの部署に配属されます。持ち続けてほしいのはチャレンジ精神です。自分ができることを探し求め、まずは自分自身の身の回りのことでできること、そしてその先のお客様にできることを考えてほしいと思います。
その過程ではたくさんの壁があります。壁にぶつかるとあきらめてしまうこともありますが、是非みなさんにはその壁を突き抜けてほしいと思います。突き抜けて見えてくる景色があります。それをみなさんに見てほしいと思います。会社や先輩方は一生懸命皆さんを支えます。
最後に皆さんの入社を心から歓迎します。
そのあと、辞令交付が行われました。社長が一人ひとりに辞令を渡します。
入社式あとに弊社正面玄関で記念撮影。そのあとは、いっしょに昼食タイムです。
「談笑しながらいっしょに楽しく昼食をとりました」、、と言いたいところですが、まだ入社初日。社長やセンター長を前に、お弁当をちゃんと味わえたかな!?
この日の午後は、総務の伊藤より入社の手続き、組織説明、就業ルール、コミュニケーションゲームを行いました。コミュニケーションゲームでは、新入社員にお互いの距離を縮めてもらうため、お互いの共通点などを発見したりしてもらいました。
そして17時に終了。新人社員の長い1日が終わりました。
4月3日、社内研修。
次の日、午前中は総務の伊藤より、社会人としての心構え(ビジネスマナー)の教育を行いました。午後は、社内の各部署の課長などが講師となって、全部署の仕事内容・法令関係などを13時から17時まで行いました。この1日で、環境未来の業務の概要が、一部分にせよ、つかめたのではないでしょうか。
検査1課より、計量士について、計量証明事業、計量証明書についてと、河川調査・排水検査・土壌汚染などの業務について研修がありました。
検査2課より、水道水の検査がどのような法律の下で行われれているか、検査会社としてどのようなことに注意して検査を行わなければいけないかについて研修がありました。
調査1課より、作業環境、悪臭調査、騒音・振動測定について、実演を交えて研修がありました。調査結果が社会にどのように役立っているかも説明がありました。
品質管理課より、弊社の品質、ISO、許認可について研修がありました。また、業務管理課より、検体受付業務・検査進捗管理・報告書発行・発送業務について研修を行いました。
ここからは研修室を出て、業務の現場を見学です。ここは検体受付室。毎日たくさんの検体が入ってきますが、それをどのように仕分けし、システムへ入力・受付していくかを説明しています。
このように現場見学含めた研修が4月2日から4月4日にかけて続きました。
また4月4日には、新卒社員はグループワークを行いました。ここで新卒社員の若い感性とスピード感を目の当たりにすることになります!(くわしくは以下)
新卒社員のグループワーク
入社早々、新卒社員3人にあるミッションを告げました。
それは、「入社式・新人研修を開催しました」という社内報を3人で協力して作るというもの。具体的には以下。
・期限は今日の17時。17時半社内に掲示。
・内容自由。写真素材は会社から提供。
むろん3名はこの日も社内研修があるので、空き時間は限られています。このグループワークに多くの時間が充てられるわけではないので、限られた時間の中でミッションを遂行する必要があります。そのためには手際よく、効率性を重視しながら作業を進めなければいけません。
ミッションを告げた総務の伊藤、「少し無茶ぶりだったかな」とひと言ポロリ。
さっそく社内報の制作にあたる新卒社員3名。期限がその日の夕方ということで、すぐに役割分担が形成された模様。3人で話し合いつつ、ワードへの入力も同時並行で進めます。
みんな真剣に主体的に話し合います。なになに、、、新卒社員のコメントを入れる、昨日のコミュニケーションゲームの結果を入れる、などのアイディアが生まれているようです。
それらのアイディアを紙に書き出している様子。
開始1時間ほどで社内研修が始まる時刻となり、社内報づくりは一時中断。戻ってこれたのは午後15時前。すぐに作業を再開します。
そしてついに16時頃、期限時刻より1時間早くそれは出来上がりました。実際の作業時間を考えると「あっという間」に出来上がったという印象です。若い感性にはほんとうに驚かされます。
できた社内報がこちら↓
総務の伊藤評:「短い時間の中でよく要点をまとめて作り上げられたなと思います。内容も期待以上のものを感じました」。
社内でも好評でした。
これから一緒に成長していきましょう。
以上が入社日から社内研修までの数日間の様子のレポートです。
新入社員のみなさんは、これからいろいろな壁もあるかとと思いますが、先輩社員の手助けも得ながらそれを乗り越え、是非それぞれのキャリアを積み上げていってほしいと思います。