2018年9月5日(水)、インドネシアのタンジュンプラ国立大学の学長ご一行が弊社の本社総合検査センターを来訪され、環境未来の業務説明や検査室見学、意見交換を行いました。
タンジュンプラ国立大学(インドネシア)の視察団が来社
タンジュンプラ国立大学(Tanjungpura University)のThamrin Usman学長、Radian MS農学部長、農業大学校長ご一行が視察のため弊社本社(松本市和田)に来訪されました。
タンジュンプラ国立大学は法学、農学、医学、工学、情報学、基礎科学、教育学、環境科学、土木建築学、森林学と幅広い学問分野があり、在籍学生も3万2千人と、インドネシア有数の国立総合大学です。
インドネシアの人口は2.7億人(2018年)と世界第4位。急速に経済発展を遂げており、これからますます経済成長が期待される国です。
一方、その急速な経済発展ゆえインドネシアでは河川の水質悪化など環境汚染も進んでおり、国や州政府が河川浄化プログラムや排水規制、企業への削減割り当てなどに乗り出しています。その取り組みの中で大事なのがモニタリング能力*1。インドネシアは日本など海外の技術を視察し、国内の検査技術者の育成や技術の導入を進めています。
*1 「インドネシアにおける水・排水管理の現状」インドネシア国環境省
来訪の様子
スライドが進むごとに、様々な意見・質問をいただきました。日本の水質関連の法律や浄化システムに強い関心をお持ちでした。浄化施設から環境水(川の水、沢の水)へ流す放流水の水質や、環境水から飲料水を作ること、農業用水の水質にとても興味を持たれて議論されていました。
見学を終え、Thamrin Usman学長が丁重に謝意を伝えてくださいました。
タンジュンプラ国立大学の皆様、はるばるお越しいただき、誠にありがとうございました。