令和7年4月から排水基準が改正されます

令和7年4月(2025年4月)より、排水基準が改正され、水質管理の指標が「大腸菌群数」から「大腸菌数」に変更となります。 主な変更点 指標の変更: 従来の「大腸菌群数」から「大腸菌数」へ変更。より正確なリスク評価が可能に。 測定方法: 特定酵素基質寒天培地を用いた培養法などが主流になると予想されます。 事業者様への影響 水質検査の頻度増加の可能性 新基準に対応するための排水処理設備の見直しの可能性 排水処理業者様は、顧客への新基準に基づいた対応が必要...

【体験レポート】弊社社員が自宅のお水を水質検査してみました

こんにちは、WEB担当です。 自宅のお水や店舗のお水の検査を検討している方から、『どうやってお水を採ればいいの?』、『検査はどうやってするの?』というお問い合わせを時々いただきます。はやり、はじめて検査を申し込もうとされている方は、どうしても戸惑ってしまうもの。 そこで、弊社社員に実際に水質検査キットで自宅のお水を検査してもらい、その様子をレポートします。水質検査をご検討の方の参考になればと思います。 ※今回は自主検査で、「水道法」に基づく検査(専用水道設置者等の水道事業者様が自ら供給する水の検査=法定検査)ではありません。...

トリハロメタンって何?発がん性や総トリハロメタンとの違いを解説

トリハロメタンをご存知ですか?水道水を作る工程で生成されることが分かっていますが、その一部はヒトに対して発がん性などの有害性が指摘されています。そのため、水道法で基準値が設けられています。 ここでは、私たちの飲み水に身近な『トリハロメタン』について、その毒性や生成のされ方、抑制方法を解説します。   検査2課 相川   (詳しい経歴は「先輩インタビュー」へ)     トリハロメタンって?...

硬水と軟水の違いって何?それぞれのメリットとデメリット。使い分けと飲み分けを解説。

「この水は硬い」「この水は軟らかい」 こんな言葉を聞いたことがあると思います。これは水の硬度によるもので、いわゆる硬水、軟水のことを指しています。ここでは、硬水と軟水の違いや使い分け、それぞれ用途やメリットとデメリットを解説します。   検査2課 岩波 「上水、水道水の硬度を測っています」   硬水、軟水の違い。硬度。 硬水、軟水はマグネシウムイオンとカルシウムイオンの含有量で決まります。これを硬度と呼び、硬度の値によって硬水か軟水か決まります。     硬度とは...

【51項目水質検査セット】なぜ水道法以外のシーンでも多く用いられるのですか?

わたしたちが毎日飲む水は安全な水質でなければいけません。その水質を調べる水質検査セットにはいろいろありますが、その中でも最も多くの検査項目を調べるセットである51項目検査セットについて解説します。 51項目検査は水道法に使われているセットですが、法的なシーン以外でも広く用いられています。たとえば飲食店で使う飲料水、庭の井戸水、ウォーターサーバーで提供する水の検査などです。 ではなぜ、これらのシーンで広く用いられるか、検査会社が解説します。 51項目料金問い合わせフォーム...

インドネシアのタンジュンプラ国立大学の学長・教授ご一行が来訪されました。

2018年9月5日(水)、インドネシアのタンジュンプラ国立大学の学長ご一行が弊社の本社総合検査センターを来訪され、環境未来の業務説明や検査室見学、意見交換を行いました。 タンジュンプラ国立大学(インドネシア)の視察団が来社 タンジュンプラ国立大学(Tanjungpura University)のThamrin Usman学長、Radian MS農学部長、農業大学校長ご一行が視察のため弊社本社(松本市和田)に来訪されました。...